Grayscaleは、米国市場の変化する状況を背景に公開上場へ向けて動き出した

最終更新 2026-03-27 19:38:36
読了時間: 1m
Grayscale Investmentsは、SECにS-1登録申請書を正式に提出しました。同社は、ティッカーシンボル「GRAY」でニューヨーク証券取引所への上場を計画しています。これは、SECが43日間の業務停止期間から再開した後、初めてとなる大規模な新規株式公開(IPO)申請です。

Grayscaleが米国公開上場プロセスを開始

仮想通貨資産運用のリーディングカンパニーであるGrayscale Investmentsは、米国公開市場への進出を加速しています。同社は米国証券取引委員会(SEC)に最新のS-1登録届出書を提出し、クラスA普通株式をニューヨーク証券取引所で銘柄コード「GRAY」として上場することを目指しています。現在、SECの承認待ちですが、過去例から審査には数週間から数カ月かかる可能性があります。

SEC業務再開初日に提出された第1陣

今回の提出は、43日間に及ぶ政府閉鎖後、SECが通常業務を再開した初日に行われた点で特に注目されています。

閉鎖期間中、企業は技術的には提出可能でしたが、SECの人員が大幅に制限されていたため、IPO(新規株式公開)やETFの申請はほぼ進捗がありませんでした。そのため、Grayscaleの提出が市場正常化の初動となりました。

財務情報の開示

公開提出によって、Grayscaleの最新財務状況も明らかになりました。2025年9月時点で同社の純利益は約2億3,330万ドルとなり、2024年同期間の2億2,370万ドルから約2,000万ドル減少しています。純利益は減少したものの、Grayscaleは依然として仮想通貨資産運用分野の主要企業であり、上場計画には市場の注目が集まっています。

仮想通貨企業、IPOへの姿勢は分かれる

仮想通貨業界のすべての企業が米国IPO(新規株式公開)を目指しているわけではありません。

  • Ripple Labs:SECとの訴訟が解決し、2024年には約13億ドルの売上高を達成したものの、現時点で公開上場の予定はないとしています。
  • Kraken Exchange:2025年9月時点でIPO実施の意思を示す提出は確認されていません。

このように、公開上場による透明性や資本効率向上を重視する企業もあれば、事業運営の柔軟性を保つために非公開を選択する企業も存在するなど、仮想通貨企業の戦略には違いが見られます。

Web3の詳細は、下記よりご覧ください:https://www.gate.com/

まとめ

Grayscaleの公開上場への取り組みは、米国株式市場における仮想通貨業界の成熟度を象徴する重要な指標となり得ます。機関投資家向けにより適法な投資チャネルを拡充するほか、仮想通貨資産運用の透明性や信頼性の向上、Web3と伝統的金融との架け橋としても期待されています。市場関係者は、SECの審査スケジュールやGrayscaleの公式上場動向に注目しています。

著者: Allen
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