今週、Upbitの運営会社が韓国のテック大手Naverと合併

Naver FinancialとDunamu（Upbitを運営する企業）は合併の準備を進めており、取締役会の承認は11月26日、正式発表は11月27日に行われる予定です。本取引は株式交換によって実施され、DunamuはNaver Financialの子会社となります。現在の評価額では、Naver Financialは約5兆ウォン、Dunamuは約15兆ウォンとされており、株式交換比率は1:3になる見込みです。Dunamuの株主は合併後の新会社の約30%を保有し、Naverの持ち株比率は17%に低下しますが、運営権は引き続き保持します。

この取引は、Naverの決済分野の強みとUpbitの暗号資産市場におけるリーダーシップを融合し、包括的な金融エコシステムの構築を目指すものです。しかし、FSS（金融監督院）とFTC（公正取引委員会）は、システミックリスクや株主の権益、市場競争などを慎重に審査する予定で、承認プロセスには数か月を要すると見込まれています。