ヨーロッパのトップ10銀行が連携してステーブルコインを推進：フランスのパリ銀行がQivalisに参加し、2026年にユーロ版を発行

【通貨界】ヨーロッパの銀行業界に再び大きな動きがありました。フランスのパリ銀行は最近、Qivalisというステーブルコイン連合に加入し、10番目のメンバーとなったことを発表しました。この合弁プロジェクトには、INGやUniCreditといった老舗の銀行が既に参加しており、現在ユーロに連動したステーブルコインを作る計画を立てています。

スケジュールは2026年下半期に正式に開始される予定です。彼らはまた、あるコンプライアンスプラットフォームからドイツのブロックチェーン部門の元幹部Jan-Oliver SellをCEOとして招き入れ、現在オランダで電子通貨ライセンスを申請しています。プロジェクト全体はEUのMiCAフレームワークに完全に従って設計され、ブロックチェーンネイティブの決済システムを構築する予定です。

要するに、3000億ドルのステーブルコイン市場で一杯のスープを分け合いたいということです。現在、市場は基本的にUSDTやUSDCなどのドルステーブルコインによって独占されていますが、今回、欧州銀行はユーロ版の代替案を発表する予定です。伝統的な金融機関が一斉に参入するというこの信号はかなり明確です。