もしかすると、ビットコインが米国株化し、アルトコインはちょうど2018年を経験したばかりなのでは？

第一に、チャート上でBTC、ETH、ステーブルコインを除外すると、アルトコインの時価総額の高値は2024年12月に現れています。

第二に、金融政策においては、2018年は利上げ、2025年は利上げはないものの、前3四半期は高金利が維持されています。フェデラルファンド金利は4.25%〜4%。

第三に、経済環境においては、2018年と2025年はいずれも関税や貿易戦争の状況です。

第四に、サイクルについては、4年周期の期待からトレーダーが先回りしてポジションをとるため、サイクルが常に前倒しになっています。

前々回のサイクルでは、アルトシーズンは2018年1月でした。

前回のサイクルでは、アルトシーズンは2021年4月で、下半期のほとんどのアルトコインは上半期の高値に到達しませんでした。

この流れでいくと、今サイクルのアルトシーズンは2024年末というのは非常に理にかなっています。

もちろん、市場がアルトコインのいわゆる技術やエコシステムというストーリーをもはや評価しなくなったことは、重要な影響要因です。

しかし、このようなサイクルの乱れ自体が一種の試金石であり、ブル相場で一儲けしようとするだけのプロジェクトは、2026年には高確率で開発を放棄するでしょう。

逆に、本当に取り組んでいるプロジェクトは、ベア相場では宣伝せず、しかし継続的に開発を続けます。