今朝8時、1.2億ドルの売り注文がBTCを一気に91,965ドルから9万ドルの大台を割り込ませ、その後は最初のドミノ牌が倒れるように、怒涛の勢いで85,900ドル付近まで急落した。2時間で、全ネットワークの清算額は4億ドル超、市場からは1,200億が一気に蒸発した。

こんな光景を見ても、俺は全く慌てなかった。むしろ心の中で密かに喜んでいた――「この感じ、間違いない」と。

何年もやってきて、このパターンは目をつぶっていても分かる。アジア時間はもともと流動性が低く、突然大口の現物売りが入ってくると、瞬時に大量のハイレバロングのストップロスが発動し、パニックが伝染病のように広がり、追随して買いに入ったイナゴたちが一斉に踏み潰される。要するに、信念が弱く、レバレッジをかけすぎたプレイヤーを狙い撃ちにした動きだ。

だが、オンチェーンデータや板を見れば見るほど、この出来事は面白い。

本当の大口たちは全く売っていない。眠っているクジラアドレスは微動だにしていない。今回の売りを主導したのは、基本的に11月に高値掴みして捕まった機関やハイレバプレイヤーが損切りしているだけだ。

俺自身は85,000ドル以下にずっと買い注文を敷いていた。86,800ドルから84,200ドルまで並べていたが、結局一つも約定しなかった――市場はもっと深い位置で買い支えられ、買い圧力は俺の想像以上だった。

さらに恐怖・強欲指数を見ると、いきなり15まで急落し、完全なる極度恐怖ゾーンに入った。過去の記録を振り返れば、指数がこの水準まで下がるたびに、その後80%以上のリバウンド余地があった。

今、俺の手元の現金ポジションはわずか8%しか残っていない。他はすべて現物だ。一部のストップロス注文すらキャンセルした。なぜなら、85,000ドル以下で売りたい人は、今朝すでに売り尽くしたと分かっているからだ。

この下落は終わりではなく、始まりだ。市場は最も暴力的な方法で、最後まで迷っていたロング勢とパニックに陥った個人投資家をすべて掃除し、本当の上昇トレンドのための道を開けたのだ。