SBFは獄中の仲間が恩赦を受けた後、頻繁に発言しているが、市場は彼が今年釈放される可能性は依然として極めて低いと予測している

12月5日、PolyBeatsのモニタリングによると、トランプ氏は12月2日にホンジュラス前大統領フアン・オルランド・エルナンデス（JOH）を恩赦した。JOHは以前、コカイン密輸の罪でニューヨークで服役していた。偶然にも、2022年に逮捕されたFTX創業者SBFはJOHと獄中で同房だったことがある。3時間前、SBFはXに「自身はJOHの裁判準備や証拠精査、さらには法的文書の草案作成まで多くの時間を費やした」と投稿した。SBFは投稿の中でJOHを「自分が見てきた中で最も無実の囚人、自分自身も含めて」と表現している。一部では、SBFがこのように目立った発言をしたことで、JOHの釈放プロセスで自身が裏方として関与したことを強調し、トランプ氏の恩赦方針を支持する姿勢を示すことで、自身の恩赦や減刑への道を開こうとしているのではないか、との憶測もある。なお、2025年初頭から、SBFの家族はトランプ氏へのロビー活動を公然と行い、同氏の盟友との面会も調整しているとされる。しかし、予測市場Polymarketで「トランプは2025年にSBFを恩赦するか？」という問いの確率はほとんど変動せず、依然として約2%という極めて低い水準にとどまっている。多くのトレーダーは、SBFが関与した約80億ドル規模の詐欺事件が暗号業界やユーザーに深刻な悪影響を及ぼしたと考えており、彼が恩赦を受ける可能性は極めて低いと見ている。