Tetherがアブダビの認可を取得！USDTが9つの新チェーンでコンプライアンス認定

【チェーンニュース】Tetherがまた一つ大きな認可を獲得！アブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)が、USDTを「認定法定リファレンストークン」(AFRT)に正式指定しました。これは何を意味するのでしょうか？簡単に言えば、ADGM金融サービス規制局のライセンスを取得した機関は、今後Aptos、Celo、Cosmos、Kaia、Near、Polkadot、Tezos、TON、TRONの9つのチェーン上で安心して合法的に米ドルステーブルコイン事業を展開できるということです。

実はADGMはこれまでもイーサリアム、Solana、Avalanche上の米ドルステーブルコインを認可しており、今回これら9つのチェーンが追加されたことで、Tetherがサポートする主要なブロックチェーンをほぼ全て網羅する形になりました。規制の観点から見ると、これはステーブルコインのマルチチェーンエコシステムに青信号が出たということでもあり、USDTがコンプライアンスの道を着実に進めていることを裏付けています。中東市場でWeb3事業を展開したいプロジェクトにとっては非常に励みになるニュースと言えるでしょう――少なくともアブダビという金融センターでは、ステーブルコインのコンプライアンスルートがほぼ整ったことを意味します。