オーストラリア証券投資委員会（ASIC）は、デジタル資産規制の免除範囲を拡大し、対象となるステーブルコインおよびラップドトークンの仲介機関に対して新たなライセンスおよびカストディの免除を提供することを発表しました。これにより、国内のデジタル資産および決済業界の発展が促進されます。新しい規則の下、オーストラリア金融サービス（AFS）ライセンス、市場ライセンス、または決済施設ライセンスを保有する機関は、二次流通で適格なステーブルコインやラップドトークンを取り扱う際に免除を受けることができ、コンプライアンス記録メカニズムの下で統合口座カストディを利用することも可能です。対象となるステーブルコインおよびラップドトークンは、同額の準備金を維持し、定期的に準備金レポートを開示する必要があります。この免除措置は2029年1月1日に自動的に廃止され、市場がオーストラリア財務省によって計画されているより広範な規制体制へ移行するための時間が確保されます。（Decrypt）