2024年2月24日、日本の金融大手SBIホールディングスは、無担保のデジタル債券「SBI START債券」を3月24日に発行し、日本の個人投資家向けに申込みを受け付けると発表しました。最低投資額は1万円で、発行規模は約100億円(約6460万ドル)となります。これは近年の日本の大型デジタル債券発行と同等の規模であり、日本のデジタル証券市場において個人投資家向けの重要な一歩と見なされています。
商品設計において、SBIは暗号資産のインセンティブメカニズムを導入し、投資者はXRPトークンの報酬を受け取ることができます。条件を満たす日本国内の投資者は、SBI VC Tradeに登録したアカウントを通じて報酬を受け取る必要があります。XRP報酬プログラムは2026年5月に開始され、債券の一部の利息は2027年から2029年まで段階的に支払われます。業界では、この取り組みがデジタル資産の口座登録数拡大や、リテール投資家のブロックチェーン金融商品への参加意欲を高めると期待されています。
この債券は「STARTプラットフォーム」の名称で、これは大阪デジタル取引所に属し、代替取引システムに類似し、デジタル証券の流通に特化しています。現在、プラットフォームの取引規模は初期段階にありますが、今回の発行は同プラットフォーム上で初めて上場されるデジタル債券となり、示範的な意義を持ちます。なお、この債券は日本の中央証券保管機関JASDECを通さず、SBI証券が唯一の引受人となっています。
SBIはRippleと10年前に提携を結び、2019年からはXRP形式で一部配当を行っています。今回、デジタル債券と暗号資産の報酬を結びつけることで、日本のデジタル債券発行やブロックチェーン資産のインセンティブメカニズム、個人投資家参加型のトークン化金融商品の融合が加速しています。日本の規制枠組みが徐々に成熟する中、デジタル債券と暗号資産の融合による新たな構造は、アジアの資本市場に新しいモデルを提供する可能性があります。
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