Fortuneによると、Appleは先週、OpenAIが複数の元Apple社員を通じて組織的に営業秘密を盗んだと主張する全41ページの訴状を提出した。訴訟では2人の被告が挙げられている。1人目は、Appleで8年間勤務した後、1月にOpenAIへ入社した、Appleの元シニア・システム電気エンジニアのLiu Chang。2人目は、2024年3月に退職するまでAppleに約25年在籍していたプロダクトデザイン担当のTan Tang Yao。
Appleは、Liu Changが退職時に社内の機器を返却しなかったうえで、現在Appleに在籍する社員であるPeng Yutingと引き続き連絡を取り、同人が社内のプロジェクト詳細を開示したと主張している。さらに、PengはのちにOpenAIに参加したという。訴状によれば、Liu ChangはPengの資格情報を使ってAppleの社内システムにアクセスし、機密のハードウェア開発文書を数十点ダウンロードしたとされる。訴訟ではまた、Tan Tang YaoがAppleの採用見込みのある社員に対して面談を行い、分類情報を引き出すために社内プロジェクトのコードネームを故意に言及し、候補者には退職の発表を遅らせるよう助言したとも訴えている。Appleは、約400人の元従業員がOpenAIに採用されたと見積もっている。OpenAIは、営業秘密を盗む意図はないとしており、訴状を精査していると述べた。