米労働省が7月14日に公表したデータによると、コンピューターソフトウェアおよびアクセサリーの価格は6月に前年比17.4%上昇し、前月比でも2.3%急騰した。ただし、このカテゴリが総合CPIに占める割合はわずか0.03%、コアCPIに占める割合は0.035%にとどまる。一方で、米連邦準備制度(FRB)の重視するインフレ指標であるコアPCE(個人消費支出)は1.2%だ。
この食い違いは、AI主導の「テックフレーション」がCPIでは過小評価される可能性がある一方、PCEでは算出方法の違いによりより顕著になることを反映している。FRBのクリストファー・ウォラー理事は7月13日、半導体やサーバーの価格急騰が、AI投資の勢いが続けばより大きなインフレ要因になり得ると警告した。さらに、メモリーチップやプロセッサーの供給不足によって、これらの部品を使用する製品の小売価格がすでに押し上げられているという。