ゲート・ニュース速報、4月17日 — 欧州委員会は、デジタル市場法の下で、Googleに対しEU域内の競合する検索エンジンと検索データを共有することを求めるルールを提案した。個人データが匿名化されるように設計された措置が盛り込まれている。草案では、Googleが共有すべきデータの範囲、共有の頻度、匿名化の手順、受益者向けのアクセス規則、価格条件が定められている。
Googleはこの計画に反対しており、機微なデータの共有を強いることになる上、提案されているセーフガードは不十分だと主張している。EUは2025年3月、GoogleがDMAに違反したとして告発した。違反が認められれば、世界の年間売上高の最大10%の罰金につながる可能性がある。提案に関する一般からの意見募集は5月1日までで、最終決定は7月に見込まれている。
一方で、欧州の検索競合は規制当局の対応を待っていない。Qwant (France) とEcosia (Germany) は、欧州サーチ・パースペクティブ (EUSP) と呼ばれる共同事業を設立し、自らの検索エンジンであるStaanを立ち上げた。デジタル主権の目標と、代替の検索APIに対するより高い手数料を理由に挙げている。一部の競合は、EUが提案するデータ共有計画が不十分だと主張している。というのも、それによってGoogleの検索インデックスのデータが除外され、競争への影響が限定されるからだ。
根底にあるのは、AIシステムに情報を供給するデータの制御をめぐる争いだ。複数の検索エンジンやAIツールが情報をそれぞれ異なる方法で処理するため、企業は単一のディスカバリープラットフォームに頼るよりも、複数のアルゴリズム向けにコンテンツを最適化する必要があるかもしれない。