ファンドストラットのストラテジスト、トム・リーが6月5日にCNBCで語ったところによると、S&P 500は3つのフェーズからなるサイクルに入る可能性があるという。年初来でほぼ11%上昇している同指数は現在7,560を上回っており、予想を上回る企業業績を背景に、短期的には7,700方向へ押し上げられるかもしれない。リーは、1-3月期の1株利益が70ドルという市場予想に対して約80ドルだったとし、トレンドが続けば指数にとって最大で800〜1,000ポイントの上振れ余地があることを示唆した。
リーは、6月から10月にかけて「消化(digestion)期間」が訪れ、政策の不確実性や株式の供給増によって市場が逆風にさらされ、弱気相場に似た下落が引き起こされる可能性があると予測している。だが、米国の中間選挙の後にこの局面は和らぎ、ラリー(再上昇)が再燃すると見込んでおり、2027年は「この世代の投資家が経験した中でも最良の年の一つ」になり得るとしている。