情報筋によると、暗号資産プラットフォーム「Kraken」の親会社であるPaywardは、5月12日に発表したところによれば、評価額200億ドルで資金調達を行っている。資金調達ラウンドは、Paywardが買収戦略を大幅に加速していることによるもので、ステーブルコインに注力する決済企業Reapを6億ドルで、デリバティブ・プラットフォームのBitnomialを5億5000万ドルで買収するなどが含まれる。同社最大の買収は、2025年のNinjaTraderの買収であり、これは米国の個人向け先物プラットフォームで、CFTCに登録された先物コミッション・マーチャントで、15億ドルで取得した。これによりKrakenは、米国のデリバティブ市場における重要な足がかりを得た。
IPOに向けては、Paywardは2025年11月にSEC(米証券取引委員会)へS-1の登録届出書のドラフトを提出した。2026年3月には、市場環境が不利なため同社が上場計画を一時停止したとの報道があったものの、情報筋によれば同社は上場に対する姿勢を維持しており、条件の改善を待っている可能性がある。先週のコンセンサス会議(マイアミ)で、Paywardの共同CEOであるArjun Sethiは、同取引プラットフォームは「IPOに向けて80%準備ができている」と述べた。