米連邦最高裁判所は昨日(6月29日)、5対4の票決で、トランプ大統領がリサ・クック連邦準備制度理事会理事を、彼女の根拠となる訴訟が進行中である間に即座に解任することを阻止した。
ジョン・ロバーツ最高裁判所長官は、保守派のブレット・カバノー判事と3人のリベラル派判事と共に、クック理事の地位を保護する下級裁判所の命令を覆すよう求めたトランプ氏の要求を却下した。
ロバーツ氏は、「独立の事実だけでなく、独立の外見も連邦準備制度の設計にとって重要である」と強調した。
トランプ政権は、住宅ローン詐欺の疑惑を理由にクック氏の解任を求めていたが、同氏はこれを否定している。
裁判所は、政権がクック氏に対して解任前に必要な手続き上の保護を提供しなかったと判断した。
しかし、同じ5対4の判決で、他のトランプ氏による解任を支持すると同時に、特定の独立機関の長を解任する大統領の権限を拡大し、連邦準備制度理事に対するこの限定的な保護にもかかわらず、裁判所が他の分野で行政権を拡大する用意があることを示唆した。
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