ウクライナは6月3日夜(現地時間)に、サンクトペテルブルクとクロンシュタットの海軍基地に対してドローン攻撃を発射し、石油ターミナルとロシア海軍のコルベットを標的にした。ウクライナの大統領ヴォロディミル・ゼレンスキーは6月3日(現地時間)にXで燃え上がる石油貯蔵施設の動画を投稿し、「ロシア領内の主要施設が攻撃を受けた」と述べ、攻撃が和平を早めるためのウクライナの長距離抑止計画の一部であると説明した。これらの攻撃は、6月4日に開幕するサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)に先立って起き、ゼレンスキーはNATO事務総長マーク・ルッテとの共同記者会見で、ロシアによる前日の空爆への反応として「正当な攻撃」だと呼びかけた。
ゼレンスキー、攻撃動画を投稿し「正当な対応」として擁護
ゼレンスキーは6月3日(現地時間)にXへ投稿し、石油貯蔵施設から立ちのぼる煙を映した動画を示した。ロシア領内の主要施設が昨夜、サンクトペテルブルクの石油ターミナルを含め攻撃を受けたと書いた。和平を加速させるために必要なウクライナの長距離抑止計画が、まさに実行されているのだと述べた。ゼレンスキーは、この施設がウクライナ国境から1,100 kmの場所にあり、戦争目的のために稼働していたと主張した。
NATO事務総長マーク・ルッテとの共同記者会見で、ゼレンスキーは、AFPおよびロイターによれば、前日行われたロシアの大規模な空爆への対応として「正当な攻撃」だと攻撃を説明した。報復攻撃はさらに強化される可能性があると警告した。
ウクライナ、クロンシュタット海軍基地を攻撃してロシアのコルベットに損傷
ウクライナはまた、フィンランド湾のコトリン島にあるクロンシュタット海軍基地も、長距離ドローンを使って攻撃した。この基地は、サンクトペテルブルク近郊のロシア・バルチック艦隊の重要な要塞だ。この攻撃により、修理中だったロシア海軍の最新の誘導ミサイル・ステルスコルベット「ボイキー」に大規模な火災が発生した。
ウクライナ軍が公開した映像では、ドローンが艦艇を直撃する様子が示された。映像は攻撃の様子を詳細に捉えていた。
クレムリン、ドローン攻撃に対する組織的な対応を警告
ロシアはドローン攻撃に対する組織的な対応を警告した。クレムリン報道官のドミトリー・ペスコフは、ロシアの対応は組織的になると述べた。
SPIEF、プーチンが6月5日に登壇予定で開幕
サンクトペテルブルク国際経済フォーラムは6月4日、サンクトペテルブルクで開幕し、130か国から約20,000人が参加した。ウズベキスタンとタンザニアの大統領を含む。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、6月5日にSPIEFの本会議で基調演説を行う予定で、その後の協議への参加も予定されている。
ウクライナは、攻撃がSPIEFの妨害を目的として行われたことを隠していない。
よくある質問
6月3日夜にウクライナはサンクトペテルブルクで何を攻撃したのか?
ウクライナは6月3日夜(現地時間)に、サンクトペテルブルクの石油ターミナルとクロンシュタット海軍基地に対してドローン攻撃を仕掛けた。石油ターミナルはウクライナ国境から1,100 kmの場所にある。クロンシュタット海軍基地への攻撃は、修理中だったロシア海軍のコルベット「ボイキー」に損傷を与えた。
なぜゼレンスキーはサンクトペテルブルクへの攻撃を正当だと呼んだのか?
ゼレンスキーは、6月3日(現地時間)のNATO事務総長マーク・ルッテとの共同記者会見で、前日のロシアによる大規模な空爆への対応として、その攻撃は「正当な攻撃」だと述べた。和平を加速させるためのウクライナの長距離抑止計画の一部として、攻撃は行われているのだとした。