2026年5月26日15:15〜15:30(UTC)の期間に、BTCは-0.42%の小幅な下落(調整)を見せました。価格レンジは76557.6〜76975.1 USDTで、振幅は0.54%です。当該時間帯は、BTCが$77,000の大台整数付近で揉み合っている背景のもとにあり、下落幅は直近の総下落の約半分を占めており、市場のボラティリティはやや高まっています。
今回の値動きの主な要因は、米国の現物ビットコインETFにおける継続的な純流出です。5月26日当日、ETFの純流出は-105.2Mで、うちIBITは-68.9M、FBTCは-36.3Mでした。当時の価格で換算すると、約1,360 BTCに相当する潜在的な売り圧力となり、直ちに市場の下方向への圧力を強めました。さらに、BTC価格は$78,152の短期レジスタンス近辺まで接近した後に下落し、短期的なテクニカルな売り圧力が発生。これを受けて、一部のトレーダーはポジション解消や利益確定を選択しました。
同時に、板(オーダーブック)の厚みは7日平均から7.2%減の538.7Mドルまで低下し、流動性の縮小によって変動幅が拡大しました。デリバティブ市場の建玉(未決済合約)も4.67%減の54.47Bドルとなっており、トレーダーはレバレッジ解消のプロセスを進めています。資金調達率は0.0035%(8時間ごと)という低水準を維持しており、市場の買い(ロング)意欲は限定的であることを示しています。複数の要因が同時に作用し、今回の調整局面の下落幅をさらに押し広げました。
今後は、ETFの資金フローが反転できるか、$76,940のサポートが有効に機能するか、そして価格が$78,152のレジスタンスを上抜けて安定できるかに重点を置く必要があります。現時点では板の厚みが継続して縮小しており、市場の流動性リスクには警戒が必要です。