ゲートニュース、4月28日—カリフォルニア州を拠点とするチップ設計ソフトウェアメーカーのケイデンス・デザイン・システムズは4月27日、AIプロセッサーの構築に用いられるツールや、より複雑なチップに対する強い需要を理由に、2026年度の売上高見通しを引き上げた。同社は現在、売上高が$6.13 billionから$6.23 billionになると見込んでおり、$6 billionから$5.9 billionまでだった従来のガイダンスから増額した。
ケイデンスは調整後利益を1株当たり$7.85から$7.95の範囲と予想しており、先の見通しを下回った。同社は、利益見通しの下方修正は、ヘキサゴンABの「設計・エンジニアリング」事業の2.7 billion euros (約$3.17 billion)の買収によるものだと説明した。時間外取引で株価は1%超上昇した。
第1四半期の業績はアナリスト予想を上回り、売上高は$1.47 billion、調整後利益は1株当たり$1.96で、LSEGの見積もりである売上高$1.45 billion、1株当たり$1.90と比べて上回った。ヘキサゴンの買収により、ケイデンスはチップ設計ソフトウェアを超えて、物理シミュレーションやシステムレベルの設計ツールへと事業範囲を拡大する。これにより同社は、自動車、航空宇宙、防衛分野の顧客に対し、BMWやロッキード・マーティンを含めてサービス提供できるようになる。この取引は、ケイデンスのデジタルツインおよびシステムシミュレーションの取り組みを支えるもので、AIファクトリーのシミュレーションやロボティクス用途に関してNvidiaとの協業も含まれる。