Milk Road AIの分析によると、長虹メモリのグローバルDRAM市場シェアは過去1年で4%未満から約7.7%〜8%へと急拡大しました。さらに、2026年の第1四半期の売上高は508億円に達し、前年比で719%増となっています。この急増は、Samsung、SK Hynix、MicronがAIサーバー向けメモリ、特にHBMの生産能力を増強したことが要因で、従来のDDR5およびLPDDR5市場では供給ギャップが生じ、長虹がその穴を埋めた形です。
しかし、長虹の現在の月間ウエハー生産能力は約29,000〜32,000ユニットにとどまり、Samsungの約63,000ユニットおよびSK Hynixの約50,000ユニットを大きく下回っています。先端リソグラフィ装置に関する米国の輸出規制も、同社の拡大を制約しています。アナリストは、長虹は現時点では収益性の高いHBM市場に参入できていないため、AIメモリの需給全体の力学を大きく変えることはできないと指摘しています。