中国海関によると、中国の2026年の第2四半期における燃料油の輸入量は251.87万トンで、前月比で63.36%減、前年同期比で44.35%減となった。2026年上半期(第1〜第2四半期)の累計では、燃料油の輸入量は939.2万トンに達し、前年同期比で3.62%減だった。
Gold Credit Analyticsは、第2四半期の急激な下落を、国内需要の弱まり、供給元国からの供給引き締め、そして高止まりしたコストの変動が複合的に影響したことによるものだと分析した。先行きについては、第3四半期の燃料油輸入は、第2四半期の底値から小幅に持ち直す可能性があるとみている。背景には、製油所マージンの改善、製油所稼働率の上昇、季節要因による需要の増加がある。もっとも、中東情勢の未解決、ロシアをめぐる不安定な状況、原油価格の大幅な変動、ならびに供給面の懸念が残っていることが、回復の範囲を限定する可能性もある。