シティグループとゴールドマン・サックスによれば、6月16日、米イラン合意によりホルムズ海峡をめぐる状況が動いたことで、大手の原油市場参加者が原油価格の見通しを下方修正した。シティグループは、2026年の第3四半期(Q3)と第4四半期(Q4)のブレント予想をそれぞれ1バレル当たり$75、$70に引き下げた。一方、ゴールドマン・サックスは、2026年Q4のブレント予想を$90から$80に、2027年の平均予想を1バレル当たり$80から$75にそれぞれ減額した。ゴールドマン・サックスは、ペルシャ湾からの原油輸出が7月末までに紛争前の水準まで回復すると見ており、これは従来の8月推計より早いとしている。WTIは2026年Q4に1バレル当たり$75、2027年に$70で平均すると予想している。モルガン・スタンレーも同様に、2026年Q3のブレント予想を$90、Q4を$80に引き下げており、9月までに生産が50%回復し、2026年12月までに80%回復すると見込んでいる。フィッチ・レーティングスは、海峡の全面再開によって、世界の原油市場はおよそ1か月以内に「供給過剰」の状態に戻ると試算した。
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