金融業界の情報筋によると、7月21日現在、韓国の国内機関投資家は、新規株式公開(IPO)において不利な状況に直面している。海外の機関投資家が「外国投資家」としてより大きな配分を受ける一方で、国内資本で賄われている場合があるにもかかわらず、義務的な保有コミットメントを回避できるためだ。
7月24日にKOSDAQへの上場が予定されているHLG GenomicsのIPOでは、外国の機関投資家に対して230,850株が、コミットメント期間なしで割り当てられた。これに対し、国内投資家の非コミット比率は、カテゴリごとに36.14%から56.53%の範囲だった。国内資金は、海外のペーパーカンパニー(シェルファンド)を設立して「外国投資家」として見せかけることで規制上の制限を回避し、優遇された配分を得られるようにしている。この手法により、実際の損失を伴わずにデリバティブ取引を繰り返すことで証券会社のコミッション収益が生まれ、偽装されたファンドに対するIPOの優先的な配分につながっている。