マイクル・セイラー(MicroStrategyのCEO)は、金投資家のピーター・シフによる「MSTR株が崩壊し得る」という警告を反駁しつつ、2020年8月に同社がビットコイン戦略へ移行して以来、ビットコインの年間リターンが36%に達しており、金(16%)およびS&P 500(14%)を大きく上回っていると指摘した。
議論は、ピーター・シフがMSTR株のポジションを減らすべきだと勧めたことで勃発し、「ビットコインの5年の成長サイクルは12%にとどまっており、ナスダック、金、銀のいずれにも劣る」と主張した。彼は、市場の低迷が長引けば、MSTR株がネット資産価値に対して取引されているプレミアムがディスカウントに転じ得るほか、返済がより困難になると警告した。
しかしセイラーは、2020年8月以降の資産パフォーマンスを比較したグラフを投稿することで反撃し、ビットコインが最も優れたパフォーマンスを示す資産であることを示した。さらに、この差は長期の観点で見れば、より拡大しているという。
たとえMicroStrategyが現在、ビットコイン価格(現在値:約67.000 USD)が平均購入価格(約75.700 USD)を下回っているため、約30億USDの紙上損失を抱えているとしても、セイラーはなお同社のビットコイン戦略に自信を持っている。
シフとセイラーの対決は、単なるチャートをめぐる議論にとどまらず、非常にボラティリティの高いデジタル資産を唯一の基盤として用いた場合に、上場企業が存続し成長し得るかどうかという仮説の試金石でもある。特に、その資産が5年間を通じて爆発的な成長を示せなかった場合はなおさらだ。
出典: U.Today