モルガン・スタンレー、AIサーバー向けMLCCブームを背景に村田の目標株価を12,500円に引き上げ

モルガン・スタンレーによると、6月16日、投資銀行は村田製作所の目標株価を5,100円から12,500円に引き上げ、「トップピック」と位置付けた。理由として、AIサーバーやデータセンターにおける高付加価値の多層セラミックコンデンサー(MLCC)需要が急増していることを挙げた。同社のアナリストである佐藤正治氏らは、村田は2025年時点で世界のMLCC市場シェアが40.8%であり、サムスン・エレクトロ・メカニクスや京セラに先行していると指摘した。

モルガン・スタンレーは、世界のMLCC出荷額が2025年の146.7億ドルから2028年には242.5億ドルへ増加すると予測しており、年平均成長率(CAGR)は18.2%だとしている。また、AIサーバーおよびデータセンター向けのMLCC需要は、年あたりおよそ100%の伸びが見込まれている。同社は同時に京セラを「ウエイト未満(underweight)」に引き下げ、AIサーバーのボードでは15,000〜25,000個のMLCCユニットが必要で、一般的なサーバーの約10倍だと述べた。

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