TSMCのADRは7月16日の決算で増益にもかかわらず6%下落。クラウド大手の影響で半導体株が売られ、設備投資(Capex)懸念が資金のローテーションを促してファンドが動いた。

TSM1.42%
DRAMG2.30%
META0.24%
MSFT1.11%

Business Insiderによると、台湾の半導体メーカーTSMCは7月16日にADRが約6%下落した。第2四半期の業績が予想を上回り、通期ガイダンスを引き上げたにもかかわらず、投資家がAI関連の設備投資(capex)計画の拡大に注目したためだ。同じ週にサムスンも同様の「リバウンド売り」の圧力に直面したが、過去最高の利益と強い成長見通しを公表していた。

フィラデルフィア半導体株指数(SOX)やDRAMに連動するRoundhill Memory ETFは、6月22日以降大きく下落している。一方で、「ビッグ7」のクラウド大手――MetaやMicrosoftを含む――は同期間で上回ってきた。市場の焦点はバリュエーション(株価評価)に移っている。半導体株はより厳しいマルチプルと、設備投資への感応度の高まりに直面する。一方、過去に支出を巡る批判を受けていたクラウド事業者は、相対的なバリュエーションの低さにより恩恵を受けやすく、資金のローテーションが起きやすい環境が生まれている。

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