2026年7月24日14:45から15:00(UTC)にかけて、BTCは短期的に微増0.36%となり、価格レンジは63739.0-64057.5 USDT、値動き幅は0.50%。15分足のローソク足は陽線となったものの、それ以前の24時間でBTCは約$65,808の高値から$64,406近辺まで下落し、下落率は約0.95%。全体として日中の低水準帯にあり、市場の注目は地政学的な衝突とマクロのリスク回避ムードに集中している。
今回の変動の中核的な駆動力は、米伊軍事衝突の激化が続くことに加え、原油価格が100ドル/バレルを突破したことだ。米軍は連続第13夜にわたりイランを空爆し、その軍事指揮中枢および海上能力を攻撃。イランはホルムズ海峡を封鎖し、世界的な原油供給への懸念が広がり、ブレント原油が$100/バレルの節目を突破した。原油価格の急騰は、米連邦準備制度(FRB)が高金利をより長く維持するとの市場予想を直接強化した。Natixisによると、FRBは2026年を通じて金利を据え置く見通しで、ドル高と米国債利回りの上昇がBTCに対して二重の圧力をかけているという。
次に、地政学リスクとマクロの出来事が同時に影響し合っている。トランプ氏が数十の貿易相手国に対して新たな関税を上乗せし、貿易摩擦の緊張が、軍事衝突と重なって複数のマクロ不確実性を生んでいる。金は同時に大幅下落しており、避難資金が貴金属や暗号資産ではなくドルへ向かうことは、暗号市場に限った現象ではなく、幅広いリスク資産が再評価されていることを示している。テクニカル面では、15分足の移動平均線が下向き(売り)に転じ、ADXは30.15で、短期のトレンドには一定の勢いがある。一方で日足のRSIと移動平均線はいずれも中立で、全体としてはレンジ気味で弱含みの展開となっている。
リスク面では、現在の板の流動性が極めて薄く、総成行板の枚数(指値含む)が0.5 BTC未満となっている。流動性が低い局面では価格が大きく乱高下する点に注意が必要だ。短期の下支えは$64,359に注目し、$64,000を割り込むとさらに下方向の余地が開く可能性がある。ブレント原油の価格、米ドル指数の動き、そして米伊衝突の進展を継続的に監視すること。