Tencent Newsによると、7月20日、香港にある中信証券ウェルスマネジメント・サービス(Hong Kong Citic Wealth Management Services)の26歳のトレーダーが、証拠金としてHK$50 million(5,000万香港ドル)を無断で流用した疑いで窃盗容疑により逮捕されました。1月9日から7月20日の間に、そのトレーダーはてこレバレッジによる資金調達を用いて、香港証券取引所に上場しているInvesco Hynix 2x Leverage ETF(07709.HK)のポジションを積み上げ、その結果、未実現損失はHK$150 million(1億5,000万香港ドル)に達しました。
てこレバレッジ型ETFは、半導体セクターの強さを背景に6月下旬に過去最高のHK$193.65まで急騰しましたが、その後7月20日にはHK$52.58まで急落し、下落率は72%を超えました。証拠金の融資と、ETFの仕組みに組み込まれた2倍レバレッジが組み合わさることで、元本HK$50 millionの損失が拡大しました。無断流用は定例監査の最中に発見されました。