米連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ワーシュ議長は、水曜日にポルトガルで開催された欧州中央銀行(ECB)年次会合で、FRBは将来の金利政策に関するフォワードガイダンスを行わないと改めて表明し、インフレ率を2%目標に戻すという中央銀行のコミットメントを強調した。7月1日の米国株は下落し、ダウ平均は13ポイント安の52305、S&P500は0.22%安の7483、ナスダックは173ポイント(0.66%)安の26040で引けた。一方、香港株は7月2日に反発し、ハンセン指数は午前中に273ポイント(1.2%)高の23154となった。市場はワーシュ氏の発言を、インフレが高止まりすれば利上げも潜在的な選択肢として残すものと解釈した。この講演を受け、米10年債利回りは7.9ベーシスポイント上昇の4.501%、2年債利回りは5.2ベーシスポイント上昇の4.191%となった。
ECB会議でワーシュFRB議長、2%インフレ目標を再確認
FRBのケビン・ワーシュ議長は、ポルトガルで開催された欧州中央銀行(ECB)年次会合で、FRBは新たな政策ロードマップを策定しており、将来の金利に関するフォワードガイダンスは行わないと述べた。ワーシュ氏は、ここ数週間でインフレ圧力は緩和したと指摘する一方、インフレを2%目標に戻すというFRBの決意を改めて表明した。同氏は、中央銀行は適切な政策方向性を決定する上で自律性を維持しており、FRBの長年にわたる独立性は変わらないと強調した。市場はこの発言を、FRBは2%インフレ目標の達成を最優先事項と見ており、インフレが長期にわたり高止まりすれば利上げも選択肢として残ることを示していると解釈した。
クラウド事業報道でMetaが8.8%上昇、米国株はまちまちで引け
7月1日、今年下半期最初の取引で米国株は軟調に推移した。ダウ工業株30種平均は88ポイント安で寄り付き、下落幅は最大292ポイントまで拡大し、日中安値52026を付けた後、回復して一時52742を付けた。指数は52305で引け、13ポイント安となった。S&P500は0.22%安の7483、ナスダックは173ポイント(0.66%)安の26040で引けた。ブルームバーグが、同社がクラウド事業を構築し、余剰のAIコンピューティング容量を販売してAmazonのAWSやMicrosoft Azureと競合する計画だと報じたことを受け、Meta株は8.8%急騰した。
米ドル指数は最大0.41%上昇し101.6となった。日本円は40年ぶりの安値を付けた後、0.17%反発し1ドル=162.3となった。
2カ月ぶり下落後、香港株は午前中に1.2%上昇
香港株は7月1日の祝日休場を経て、7月2日に高く寄り付いた。ハンセン指数は190ポイント高の23071で寄り付き、日中高値23335(454ポイント高)を付けた。指数は一時的に上げ幅を102ポイント(安値22983)まで縮小したが、その後買い手が指数を再び23000台に押し上げた。ハンセン指数は午前の取引を273ポイント(1.2%)高の23154で終了した。午前中の取引高は2133.87億香港ドル、北向き資金流入は41.25億香港ドルとなった。
よくある質問
ワーシュFRB議長はECB会議で金利政策について何を述べたか?
FRBのケビン・ワーシュ議長は、ポルトガルで開催された欧州中央銀行(ECB)年次会合で、FRBは将来の金利に関するフォワードガイダンスを行わず、新たな政策ロードマップを策定中であると述べた。同氏は、インフレを2%目標に戻すというFRBのコミットメントを改めて表明し、中央銀行の長年にわたる独立性は変わらないと強調した。
7月1日の米国株のパフォーマンスは?
7月1日の米国株はまちまちで引け、ダウ工業株30種平均は13ポイント安の52305、S&P500は0.22%安の7483、ナスダックは173ポイント(0.66%)安の26040となった。Meta株は、同社がAmazon AWSやMicrosoft Azureと競合するクラウド事業を構築する計画との報道を受け8.8%上昇した。
7月2日の香港株の上昇幅は?
ハンセン指数は7月2日、午前の引けで273ポイント(1.2%)高の23154となった。指数は190ポイント高の23071で寄り付き、日中高値23335(454ポイント高)を付け、午前中の取引高は2133.87億香港ドル、北向き資金流入は41.25億香港ドルとなった。